« 邦楽レクチャー・コンサート(雅楽プログラム) | トップページ | 邦楽レクチャー・コンサート&マスタークラス(箏曲プログラム) »

2006年11月24日 (金)

邦楽レクチャー・コンサート&マスタークラス(雅楽プログラム)

2006年11月24日(金)訪問 越谷市立鷺後小学校

とうとう邦楽レクチャーコンサートの最終日になりました。今日も素晴しいお天気です。校内にはいると、黄色い葉をつけた銀杏の樹々が、青い空に映えて輝くようにみえました。校長先生、音楽の先生が、私たちを暖かく迎えてくださり、音楽を大切にした教育について、お話しくださいました。
演奏しながら会場に入ると、300人の子供達が、しんと静まって、耳を澄ませています。さすが5年生と6年生、強い集中力を感じます。楽器の体験では、たくさんの手が元気に挙がり、みな次々と前にでてきて、希望の楽器を響かせました。思うように音が出せたでしょうか。舞楽では、手足の不思議な動きに最初はとまどいますが、すぐに慣れてきて、のびのびと舞うことができるようになります。質問コーナーでは、「どこで習うのでしょうか」「雅楽では他にどのような笛をつかうのでしょうか」など、探究心に満ちた問いがありました。最後に立派なごあいさつをいただきました。皆さんが、とても素直にしっかりと、雅楽をうけとめてくれたという実感がありました。

Brogphoto_57 Brogphoto_58

次はマスタークラスです。先ほどレクチャーコンサートを行った体育館に、今度は先生方が集まってきます。雅楽の歴史などの解説の後は、笙、篳篥、龍笛の各楽器にわかれて練習です。「先生、薬指の位置が違います。」「あっ、はい。」「息をもっとなめらかに!」「はい、むずかしいです...。」先生方に対して、ずいぶん情け容赦ない態度になってしまいました。すみません。お稽古は最初が肝心、はっきりと指摘しないと先へ進めないのです。奮闘のかいがあって、越天楽の一行目をなんとか合奏することができました!舞楽では、「明日筋肉痛になりそうです。」とおっしゃっている先生もいらっしゃいました。普段使わない筋肉をゆっくりと動かすので、結構大変なのです。

Brogphoto_60 Brogphoto_61

今年は、総勢850人近い子供達とともに雅楽を楽しみました。先生方、保護者の方々も含めると1270人にもなります。そして、初めてのマスタークラスにも、約100人の先生方が参加してくださいました。家で、体験に使った楽器の手入れをしていると、子どもたちの楽しそうな様子や、病棟での演奏を思い出します。不意に、そうだ今度はこの曲で、こんな構成にしたらどうだろうか、舞楽はこうして...など、いろいろなアイデアが湧いてきました。忘れないうちにノートに書いておきましょう。もう、来年が待ち遠しい気持ちです。

石川高 (笙)

|

« 邦楽レクチャー・コンサート(雅楽プログラム) | トップページ | 邦楽レクチャー・コンサート&マスタークラス(箏曲プログラム) »