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2006年11月14日 (火)

邦楽レクチャー・コンサート(箏曲プログラム)

2006年11月14日(火)訪問 東京都立北養護学校

今日は、素晴らしい秋晴れの中、東京都立北養護学校の子供達とレクチャーコンサートです。昨日、同じ体育館で、マスタークラスの準備をしている時から、子供達がちょこちょこと覗いていて、「これは何の楽器?」と興味津々でした。
集まった生徒さんは総勢200人近く!! 私が今まで学校公演をした中で、一番の大人数でした。こんなにたくさんの子供達を、それほど大きな音が出る訳でもないこの楽器で、集中させることが出来るのかと少々不安を覚えました。
ざわざわとした雰囲気の中、一恵先生の「六段の調べ」の演奏が始まりました。とっても小さく、神経を張りつめた一音が体育館に響きます。先生が静かに、一つ一つの音に息を吹き込むかのように奏でていくと、その一点に子供達の神経が集中していくのがこちらに伝わってきました。
「鳥のように」「焔」と演奏が終わり、次は子供達が楽器に触れる番です。全ての子供達が箏に触れることができるようにと、学校の先生方がどんどん積極的に楽器を子供達のすぐ近くに持っていって下さったのが、とても印象的でした。

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そして、自由に体を動かすことが出来ない子供達には、箏の上に頭をのせて、直接体に音を響かせて聴かせました。「ニッコリ笑ってくれたよ。」と、後で一恵先生が仰っていました。
さらに、箏の底部分に音が響くための穴が開いているのですが、その中に子供達の頭を入れて回ったのです!! 頭を入れた状態で、箏を弾いてあげると、子供達は「うわー!怖いよぉ、やめて~!」と言いつつ、みんな大喜びで「すごいよ、音がすごく聴こえるよ~」と次々に頭を入れていました。箏の穴に頭を入れるなんて、前代未聞!! 私もかなりびっくりしてしまいましたが、子供達も先生達も大盛上りのうちに時間となってしまいました。
終わってみれば、200人近い子供達全員が箏に触れることができたということでしたので、それが何よりの喜びでした。

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このレクチャーコンサートのおかげで、一恵先生のパワーと子供達のかわいい笑顔から元気をもらいました。そして箏を弾いていてよかったなぁ、と今年も実感させてくれました。ありがとうございました。さぁ!次は新潟だ!!

安田有希(さわい筝アンサンブル)

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