« 邦楽レクチャー・コンサート&マスタークラス(箏曲プログラム) | トップページ | 邦楽レクチャー・コンサート(雅楽プログラム) »

2008年11月 6日 (木)

邦楽レクチャー・コンサート&マスタークラス(箏曲プログラム)

2008年11月6日(木)訪問  神奈川県立金沢養護学校

神奈川県立金沢養護学校に行って参りました。海にほど近いこの学校は最近出来たそうで、バスが何台も停まっている正面玄関は空港を思わせるデザイン、内部の設備も立派です。
今回のプログラムは二日間にわたり、一日目はマスタークラス、二日目はレクチャー・コンサートという内容でした。

<マスタークラス>

Brogphoto_113

一日目のマスタークラスでは、先生方に「さくら」とスケール練習で基本的な奏法を習得してもらい、『六段の調べ』の初段、『花筏』の後半部分を演奏しました。
楽譜を見ずに弾く「さくら」は、意外に皆しっかりしたタッチで軽くクリア。しかし、楽譜を見ながら弾き始めると、作業が一つ増えるためか楽譜や弾くべき弦を見失う人も。それでも熱心に練習し、全員で『花筏』を合奏したところであっという間に時間になりました。

<レクチャー・コンサート>

Brogphoto_114

二日目のレクチャー・コンサートでは、リハーサルをしている間にも覗きに来る生徒さんが数名。曲に合わせて踊ってくれたり、こちらのテンションも始まる前から上がり始めます。
コンサート本番では、まず一恵先生の独奏で『六段の調べ』、次に『鳥のように』を群奏、最後に先生の17弦ソロで『焔』を演奏し、その後、生徒達に楽器を触ってもらいました。
演奏に触発されて積極的に触ろうとする子もいれば、照れてうつむいてしまったり反応は正に十人十色。また中には指先の感覚が非常に敏感なため触るのを嫌がる子もいましたが、こちらが「さくら」を弾くととても喜び、何回もせがまれました。それぞれに合った接し方があるのだと、大変勉強になりました。

Brogphoto_115 Brogphoto_116

生の音楽を聴いて欲しい、触れて欲しいと思って行くのですが、いつも子供達の反応一つ一つに柔らかな感性と生命力を感じ、逆に元気づけられて帰ります。そして今回も、やはり勇気をもらえた素敵な二日間でした。

福田優子(さわい箏アンサンブル)

|

« 邦楽レクチャー・コンサート&マスタークラス(箏曲プログラム) | トップページ | 邦楽レクチャー・コンサート(雅楽プログラム) »