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2010年3月12日 (金)

邦楽レクチャー・コンサート&マスタークラス(雅楽プログラム)

2010年3月10日 京都市立神川小学校

雪降る東京を後にして、京都に到着しました。平安貴族達の管絃の遊びの余韻が今もかすかに漂っているような、憧れの地です。昨年の秋、新型インフルエンザのために延期されていたこのレクチャー・コンサートを、私達は心待ちにしておりました。

街中から桂川のあたりまで来ると、静かな自然の広がりが感じられるようになり、山荘で琵琶を弾いていた貞保親王のお話などを思い起こします。この日の朝は雨が残っていましたが、やがて空は明るくなり、とてもさわやかな天気になりました。先生方に親切にお迎えいただいて、さっそく準備にとりかかります。150年近い歴史のある神川小学校のすぐ隣は竹林に包まれた神社で、静かに子供達を守っています。

午前中は4,5年生、午後は6年生と、とても活気に溢れた雰囲気で、皆さんと楽しい時間をすごすことができました。笙、篳篥、龍笛、みなで32人が、楽器を手にしました。「音をだすのがむずかしかった」という感想が多かったのですが、限られた時間の中で、皆さんとても自由によい音を響かせていたと思います。舞楽の体験では皆で「春鶯囀(しゅんのうでん)」を生き生きと舞い、啓蟄を迎えた季節にふさわしいレクチャーコンサートとなりました。

今年度も、たくさんの子供達や先生方と一緒に、和気藹々と充実した時間を過ごしました。こうして少しずつでも、雅楽の美しさ、楽しさを広めてゆきたいと思っています。

石川高(笙)

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