子どもたちの生き生きとした瞳に囲まれて~長野県三帰寮 ギター~
2015年11月1日 訪問コンサート
社会福祉法人 大勧進養育院
児童養護施設 三帰寮
<訪問した演奏家>
村治 奏一(ギター)
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*村治さんご本人より、文章を寄せていただきました。
この季節は毎年参加させていただいている小学校訪問コンサート。今回は長野県長野市の三帰寮の子どもたちに演奏を聴いていただきました。
長野駅に着くと、東京より一段とひんやりした空気。寮の先生がお出迎えをしてくださいました。車で15分程走ると、三帰寮に到着。縄跳びやキャッチボールをしていた子どもたちが元気良く挨拶をして歓迎してくれました。その後ステージのセッティングをし、給食をいただいて、いよいよ訪問コンサートスタート。
コンサートのプログラムは毎回少しずつ変えているのですが、今回は初めてバロック作品と現代音楽作品を取り入れてみました。フランソワ・クープランの「神秘の障壁(バリケード)」と「手品」、それから藤倉大氏に今年委嘱したギターソロ作品「チャンス・モンスーン」です。
初めてクラシックギター演奏に触れる子どもたちにとっては、どちらも難易度の高めの作品かと思いましたが、皆食い入るように、楽しそうに演奏を聴いてくれました。
終演後、職員室に挨拶にうかがうと、さっそくイラスト付きの感想文を書いている児童が!その場でプレゼントしてくれました。(プレゼントしてくれた感想文はこちら)
3歳から18歳まで、幅広い年齢層の子どもたちがいましたが、みな生き生きとしたいい表情をしていました。
次は今月半ばに福井県の小学校を訪問します。こちらもとても楽しみです。
(ギター 村治奏一)
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