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2016年6月10日 (金)

王子ホールでの素晴らしい演奏

今晩、王子ホールでの演奏は素晴らしい経験となりました。
このホールは、音の響きがとても美しいホールで、ここでの
演奏は2年前に続き2回目となります。

今回は、メンバーみんなで取り組んだプログラムを、心底
楽しみました。それぞれの楽曲は、自分自身に共鳴する
ところがある特別なものです。

ドボルザークは理解できないようでありながら、作曲家の
家庭や幸せな人生を、絵に描いているかのような現実的な
ところがあります。

シュニトケは、興奮しやすく、病気の発作をも引き起こした、
ジェットコースターのような激しい感情を持っています。

モーツァルトの二重奏は今まで何年も演奏してきた楽曲で
すが、今回の日本での素晴らしいツアーで、更に深く理解
することができ、またあらためて意味深い曲となりなりました。

メンデルスゾーンの四重奏はパワフルです。愛と喪失感、
親しい兄弟を失ったことから沸き起こる感情を表現しています。

鑑賞力のある日本の皆さんに、才能ある感性豊かなメンバー
とともに、これらの作品を演奏することが出来たことは光栄です。
忘れ得ぬ経験です。


ウイリアム・フランプトン

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It was a wonderful experience to return to Oji Hall tonight.
My last time here was two years ago, and it is a beautiful
hall to make music in.

I've thoroughly enjoyed putting our program together, and
each piece has something special about it that resonates
with me.

The Dvorak is elusive but down to earth, painting
a picture of the composer's home and idea of a happy life.

The Schnittke is stirring , an emotional roller coaster of
feelings he had in reaction to a stroke.
The Mozart Duo has renewed significance for me as a
piece I've played for many years, now more deeply
considered for this wonderful tour of concerts in Japan.

The Mendelssohn Quartet is powerful, an expression of
love and loss, and all of the feelings that must come with
the loss of a close sibling.

It has been a privilege to play these works for our
appreciative Japanese audiences, and to play them with
such skilled and sensitive colleagues. It is an experience
I will always remember.

William Frampton

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