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2016年10月31日 (月)

秋の訪問コンサート2 ~佐久医療センター/伝統楽器・箏の調べ~

秋も深まり木々が色づきはじめた頃、
長野県の佐久医療センターにおじゃましました。

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2016年10月26日 訪問コンサート

佐久総合病院 佐久医療センター

<訪問した演奏家>
沢井一恵(筝)
さわい筝アンサンブル
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*さわい筝アンサンブルのメンバーより、文章を寄せていただきました。


沢井一恵とさわい箏アンサンブルです。
10月26日(水)の秋晴れの中、
美しい山並みと色づいた木立に囲まれた
佐久医療センターのいこいの広場で、
箏の演奏と楽器体験を行いました。


患者さんやご家族、病院スタッフなど100名近い皆さんの前で、
江戸時代の作曲と言われる「六段の調」、
それから私たちが所属する
沢井箏曲院初代家元沢井忠夫の代表曲二曲を演奏しました。
後半の二曲は、現代的な音楽で、弦を両手で弾いたり、
スティックでたたいたり、箏の弦ではなく木目の部分を鳴らしたり、
メロディーと共に様々な奏法も楽しんでいただけたと思います。
箏=着物・正座というイメージとは異なる
華やかでダイナミックな演奏を通して、
伝統楽器の様々な可能性やおもしろさを
感じていただけたら望外の喜びです。

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会の最後には、楽器体験コーナーも設けました。
このプロジェクトは特別支援学校のように子ども対象のことが多く、
体験コーナーは大人気なのですが、
今回は大人のお客様が多かったせいか、
みなさん遠慮がちでした。

それでも、車いすで演奏を聞いてくださった患者さんの何人かが、
「さくら」に挑戦しました。
「思ったより力が必要」「弦がかたい」などと
感じたことをお話しながら爪弾きを楽しみました。
中には、1回手ほどきを受けただけでマスターし、
アンサンブルのメンバーと即興の「さくら」を合奏し、
会場から拍手喝さいを受けた方も。

そして、私たち演奏者が退場し、
楽器屋さんが会場を片づけ始めたころ、
病院スタッフの方達が箏にさわって
音を出して楽しんでいらしたことも付け加えておきましょう。

私たちは、演奏をして皆さんに楽しんでいただく立場でありましたが、
「さわるのは初めて」という方々と
一緒に箏の音色を楽しみ、喜びをいただく立場でもありました。
またこうした機会に出会えるように精進したいと思います。

沢井箏曲院 アンサンブル潤音 倉澤真紀

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