« 鳩山町立鳩山小学校/雅楽マスタークラス | トップページ | クラシックギター訪問コンサート/大阪市立総合医療センター&国立成育医療研究センター病院 »

2017年12月 4日 (月)

鳩山町立鳩山小学校/訪問コンサート

次は、マスタークラスの翌週に開催した
鳩山町立鳩山小学校の訪問コンサートの
紹介です。

-----------------------------------
2017年11月21日
訪問コンサート
鳩山町立鳩山小学校

<訪問した演奏家>
石川 髙(笙)
中村 仁美(篳篥)
八木 千暁(龍笛)
-----------------------------------

↓雅楽奏者(篳篥)中村仁美さんより
文章を寄せていただきました↓

******************

雲一つない青空と、黄色や赤や茶色に色づいた木々と山々。
ちょっと肌寒いけれど気持ちの良い一日を、
比企郡鳩山町の鳩山小学校で過ごしました。

Img_5030

訪問コンサートは6年生対象。
1~5年生の計6クラスへは、5分ずつクラス訪問をします。


いつもの教室でお勉強をしている途中に、
突然、平安時代みたいな装束を着て、烏帽子をかぶった人が、
笛を吹きながら入ってくるんだからびっくりしますよね!
子どもたちは目を丸くして、
わー、すごーい、何だろう、音デカイ、と表情豊かに、
声にも出しながら伝えてくれます。

Img_5151


特に1、2年生は心や表情が素直に開けていて、
大きな目に吸い込まれそう。初めて
見るもの聴くものをそのまま受け止めて、
吸収しているのが良くわかります。
「これなんでできてる?」
「木!」「竹!」なんていうやり取りもとっても楽しい。
子どもはこんな風になんでも柔らかく学んでいけて
本当にうらやましいなあ。
素直な子どもの反応に、自分も若返る気がします。
ほんの5分けれど、笙・篳篥・龍笛の音を
すぐ目の前で聴いたことを、覚えていてくれたら嬉しいなあ、
覚えていなくても体の中に何かが残ってくれますように。


6年生の訪問コンサートでは、クイズを出しました。
鍵盤ハーモニカと音の出る仕組みが同じ楽器はどれ?

Img_5218


答えは笙。


分解するとどちらにも金属の薄い板(リード)がつ
いていて、これが震えて音になるんですね。
アコーディオンにも金属のリードがついています。
楽器からどうして音がでるのか。
雅楽を手掛かりに興味をもってくれたらいいな。

最後にいろんな質問が出ましたが、
校長先生からは
「この子たちが雅楽の楽器を吹いてみたいと思ったら、
どうしたらよいでしょう?」との質問。
神社やお寺などには雅楽を演奏する方々がいて、
各地の雅楽会で練習をされているようですね。
雅楽の授業がある大学もありますし、
カルチャーセンターにも雅楽の教室が時々あります。
通信販売で楽器を買って、
独学で吹けるようになる人もいますよ。

Cimg05862

今日出会った子どもたちの中から、
雅楽を演奏する人や、雅楽を聴きに行くのが
大好きな人が育っていくかもしれませんね。
小さな種まきをさせていただいた一日でした。

(中村 仁美)


|

« 鳩山町立鳩山小学校/雅楽マスタークラス | トップページ | クラシックギター訪問コンサート/大阪市立総合医療センター&国立成育医療研究センター病院 »