クラシックギター訪問コンサート/大阪市立総合医療センター&国立成育医療研究センター病院
皆さん、こんにちは。
10月と11月の
ギターの訪問コンサートのご報告です。
2017年はギターの村治さんと2か所にお邪魔しました。
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2017年10月25日 訪問コンサート
大阪市立総合医療センター
2017年11月8日 訪問コンサート
国立成育医療研究センター病院
都立光明学園そよ風分教室(院内)
<訪問した演奏家>
村治 奏一(ギター)
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*村治さんご本人より、文章を寄せていただきました。
クラシックギタリストの村治奏一です。
ここ数年、毎年参加させていただいている
学校訪問プログラム。
今年は初めて、小学校以外の施設を訪れました。
まず10月は、大阪の大阪市立総合医療センター。
ちょうどハロウィンの季節でしたので、
演奏する空間を患者さんやスタッフの方が
飾り付けをして迎えてくださいました。
中学生や高校生の患者さんの他、
小学生以下の小さな患者さんも
沢山聴きに集まってくれました。
ゆっくりな曲は集中して、
リズミカルな曲では体を揺らして、
演奏を楽しんでくれているようでした。
普段の演奏会以上に、
聴いてくれる方々の反応を
身近に感じることができて、
僕自身、とても有意義な時間を
過ごさせてもらいました。
大阪訪問の2週間後には、
東京成城にある
国立成育医療研究センター病院へ。
こちらでも幼児から高校生までの患者さん達と、
親御さん達にもギターの音色を聴いていただきました。
大阪市立総合医療センターの時は子供さん向けに、
20分ほどの短いプログラムを用意したのですが、
こちらでは年齢層が少しだけ高めということもあって、
通常の演奏会のプログラムから
40分ほどのプログラムを編成。
現代曲からバロック作品、映画作品まで
幅広く聴いていただきました。
もともとクラシックギターというのは
どこへでも持ち運べ、
一人でも演奏することが可能な楽器。
普段、クラシックの音楽に触れる機会が少ない
学生さん達のほか、
今回聴いていただいた方々のように
外での音楽会・イベントに
なかなか出かけられない方達のためにも
生の演奏をこれからもお届けして行きたいと、
想いを新たにした訪問公演でした。
(村治 奏一)
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