横浜市立盲特別支援学校/オーボエ訪問コンサート
11月5日に横浜市立盲特別支援学校にお邪魔し、
オーボエの訪問コンサートを行いました♪
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2018年11月5日
オーボエ訪問コンサート
横浜市立盲特別支援学校
<訪問した演奏家>
荒絵理子(オーボエ)
遠藤直子(ピアノ)
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↓オーボエ奏者の荒絵理子さんより
文章を寄せていただきました↓
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11月5日
横浜盲特別支援学校へ訪問しました。
子安駅からタクシーで向かいました。
学校に着くと担当の先生が迎えにきてくださり、
音楽室(控え室)へ案内して頂きました。
今回はプレイルームと音楽室での2公演でしたので、
まずはプレイルームで準備。
準備を終えて音楽室に戻ると、
小学校3年生の女の子が迎えにきてくれました。
少しはやめに迎えに来てくれたので、
私1人のためにカーペンターズの歌を披露してくれました。
英語の発音も声のニュアンスも完璧でとてもとても感激しました。
そしてプレイルームでのコンサート。
かわいいボールなどもたくさんあって
とてもアットホームな場所でのコンサートでした。
風笛の演奏をはじめると、
「上手!」「すごく上手!」と言って頂きました。
オーボエの材料である葦を見せると
嬉しそうに「これで作ってるの?」と言ってくれました。
白鳥の湖の一節の後のリベルタンゴでは
手拍子もしてくれました。
「この曲は何拍子かな?」と聞くと
見事に「8拍子」と当ててくれました。
そして情熱大陸では歓声や手拍子も頂き、
コンサート1番の盛り上がりでした。
そのあと楽器体験をしてもらいました。
たくさんの子が参加してくれました。
「なんでオーボエを始めたのか?」
「体験の時にリードが湿っていたのはなぜか?」
などの質問をもらい、最後に星に願いを演奏しました。
お礼の言葉では
とてもキレイでしたと言ってもらいました。
最後まで「上手!」と言い続けてもらい、
とっても嬉しかったです。
そして、プレイルームに男の子がお迎えに来てくださり、
音楽室へ戻り2回目のコンサート。
はじめの言葉を頂き、風笛から演奏しました。
前半と同じように、白鳥の湖、リベルタンゴ、
そしてトゥーランドット。
情熱大陸はやはり人気のようで、
とても盛り上がっていました。
体験もたくさん子が参加してくれました。
質問は
「オーボエはいくらですか?」
「どの声部を担当しているのですか?」
「どうやったらうまく吹けるようになるのか?」
などの質問を頂きました。
最後の星に願いをのあとには、お礼の言葉を頂きました。
「白鳥の湖が、良かったです。」と言って頂きました。
みんなの純粋な素直な反応、
一生懸命さ、先生の温かいご指導、
何もかもが、私にたくさんのことを
考えさせてもらえた時間となりました。
音楽を純粋に感じて楽しむこと。
あたりまえのようでなかなか出来ません。
皆さんと過ごせた時間は
一生忘れることはないと思います。
少しでもオーボエを、
そして音楽を好きに思って頂けたら嬉しいです。
今回も貴重な時間をありがとうございました。
(荒絵理子)
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